インストールの説明については the Section called Groff-1.19 のインストール in Chapter 6 という項を見てください。
Groff (1.19):
ftp://ftp.gnu.org/gnu/groff/
Groff パッケージは文章整形のためのいくつかのテキスト処理プログラムを含みます。Groff は標準的な文章と特別なコマンドを、マニュアルページで目にするような整形された出力に翻訳します。
インストールされるプログラム: addftinfo, afmtodit, eqn, eqn2graph, geqn (eqn へのリンク), grn, grodvi, groff, groffer, grog, grolbp, grolj4, grops, grotty, gtbl (tbl へのリンク), hpftodit, indxbib, lkbib, lookbib, mmroff, neqn, nroff, pfbtops, pic, pic2graph, post-grohtml, pre-grohtml, refer, soelim, tbl, tfmtodit, troff 及び zsoelim (soelim へのリンク)
addftinfo は troff フォントファイルを読み込み groff システムで使われるいくつかの付加的なフォントメトリック情報を加えます。
afmtodit は groff と grops で使用するためのフォントファイルを作ります。
eqn は troff 入力ファイルに埋め込まれた方程式の表現を troff に理解できるコマンドにコンパイルします。
egn2raph は EQN 方程式を短くきった画像に変換します。
grn は gremlin ファイルのための groff プリプロセッサーです。
grodvi は groff が TeX dvi フォーマットを生成するためのドライバです。
groff は groff 文章整形システムのためのフロントエンドです。通常これは troff プログラムと与えられたデバイスに適切なポストプロセッサーを実行します。
groffer は X と tty 上で groff ファイルと man page を表示します。
grop はファイルを読み込み、ファイルを印刷するのに -e, -man, -me, -mm, -ms, -p, -s, -t のどの groff オプションが必要とされるかを推測し、これらのオプションを含む groff コマンドを報告します。
grolbp は Canon CAPSL プリンタ(LBP-4 および LBP-8 シリーズのレーザープリンタ)のための groff ドライバです。
grolj4 は HP Laserjet 4 プリンタの PCL5 形式に適切な出力を生成する groff のドライバです。
grops は GNU troff の出力を Postscript に翻訳します。
grotty は GNU troff の出力をタイプライターのようなデバイスに適切な形式に翻訳します。
gtbl は tbl の GNU による実装です。
hpftodit は groff -Tlj4 で使うためのフォントファイルを HP 形式のフォントメトリックファイルから生成します。
indxbib は著書目録データベースのために逆順にされた目録を refer, lookbib, lkbib で使うための特定のファイルにします。
lkbib は特定のキーを含む出典のために著書目録データベースを検索し、見つかった出典を報告します。
lookbib は標準エラーに(標準入力がターミナルでない限り)プロンプトを表示し、標準入力からキーワードを含む行を読み込み、それらのキーワードを含む出典の特定のファイルを著書目録データベースから検索し、見つかったすべての出典を標準出力へ表示し、入力が終了するまで以上の過程を繰り返します。
mmroff は groff のための単純なプリプロセッサーです。
neqn は方程式をアスキー出力のために整形します。
nroff は groff を使う nroff コマンドをエミュレートするスクリプトです。
pfbtops は .pfb 形式のファイルの中の Postscript フォントを ASCII へ変換します。
pic は入力された troff または TeX ファイルの中に埋め込まれた画像の記述を Tex や troff が理解できるコマンドにコンパイルします。
pic2graph は PIC ダイアグラムを短くされた画像に変換します。
pre-grohtml は GNU troff の出力を html へ翻訳します。
post-grohtml はGNU troff の出力を html へ翻訳します。
refer はファイルの内容を標準出力にコピーしますが、引用文として挿入された .[ .] で囲まれた行と、引用文をどのように処理するかと言うことを表すコマンドとして挿入された .R1 .R2 で囲まれた行はコピーしません。
soelim は .so ファイルを読み込み、ファイルの行を言及されたファイルの内容と置き換えます。
tbl は troff に入力されたファイルに埋め込まれたテーブルの記述を troff が理解できる記述にコンパイルします。
tfmtodit は groff -Tdvi で使うためのフォントファイルを生成します。
troff は Unix troff と高い互換性があります。通常これは groff コマンドを使って呼び出されるべきで、このコマンドはまたプリプロセッサとポストプロセッサを適切な順序とオプションで実行します。
zsoelim は GNU による soelim の実装です。
Groff は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, Gawk, GCC, Glibc, Grep, Make, Sed.